T A B L E D E C O
 

●今回はお花の話です。
●お花の事
●PARISの花屋さん
●花の本

 

TABLE DECO

LIFE DESIGN

お花の事。

 

─花はどこで買いますか?
無くてはならないものではないけれど
無いと淋しいのが生活の中の花。

 

─私は2通りの花の買い方をしています。
週に1回どっと買うのは激安の花屋さん。
もちろんあまり洒落た花もなく一般的な花しかないのですが、なにしろドッサリと抱える程買っても3000円とか4000円です。5カ所くらいに生けても余るから、人にあげたりもします。多分もっと少なく買えば2000円くらいかな?チューリップが10本で580円〜980円くらい。もちろん花も立派なものではなく、茎が短いものとか花が小さいとかです。
手入れもたいしてしていないからバラなどは刺が付いたままです。組み合わせは選びようですが、却って1種類の花を束のままドサリと花器に入れてしまうような生け方なら、こういう花でも充分だと思います。
 

 
小さなガラスの花器に1束の白いラナンキュラスと小さな葉のユーカリを添えて。ラナンキュラスは長持ちする花で、色も沢山あります。好きな花のひとつです。
ゲーラックスの実と薄い黄色の小さなカラー。
青いような緑のような実の色がきれいです。
 
 
同じアレンジからカラーを抜いて微妙な色のアジサイを加えました。最近アジサイは色々な色のものがあって、選ぶのも楽しい花になりました。
白い大きな水仙。根本にはビバーナムを入れて水仙を固定しています
 

 

─もうひとつのお店は南青山にあるフラワーショップ “ル・ベスベ/ Le Vesuve”
 
誰かに花をプレゼントする時や、ちょっと真面目に花を飾りたい時や、仕事で花を使う時にはル・ベスベという花屋さんに行きます。いつ行ってみてもちょっと変わったデリケートな色合いの花や、めずらしい葉物や実物などがあって、見ているだけでも創造意欲が沸きます。
ベスベで気に入った花を買って帰って生けていると、すごく楽しくて幸せ。
花を生けるのは絵を描くのと同じなんだと思います。
オーナーはフラワーコーディネイターの高橋郁代さんとパートナーの松岡龍守さん。二人ともセンスが良くて有名なので、雑誌やパーティ装飾などの仕事に引っ張りだこです。
私が最初にテーブルギャラリーというお店を始めた頃からの付き合いなので、もう20年近くなります。
私が食器のコーディネイトをしたレストランのオープンの時にお祝いのアレンジをお願いしたり、最近では大きなレセプションパーティで一緒に会場ディスプレイをしたりしましたが、いつも間違いなく素敵な花を作ってくれる、頼りにしているお店です。


 ●Le vesuve  ル・ベスベ(火曜定休)
  東京都港区南青山7-9-3, phone 03-5469-5438

 

 

 
ベスベの松岡龍守さん
高橋郁代さんと共にベスベの顔です。
いつも明るくて太っ腹?頼りになります。
 

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